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2004年8月

2004/08/06

TV:新選組!「永倉新八、反乱」

大河ドラマ 新選組!第三十回「永倉新八、反乱」(2004.8.1)

あらすじはココ

池田屋で不逞浪士を一掃し、ある意味絶頂期の新選組に生じる
亀裂。好事魔多しとはよく言ったものである。

土方も、永倉も、山南も新選組、そして近藤に対する思いは同じ。
それなのに解りあえない。
会津公が、「一件落着」と言っても、それぞれの胸にしこりは残り
続ける。

見ているのが辛くなるような展開だったが、途中に挟み込まれた
土方、沖田の俳句コントには笑ってしまった。
句の続きを教えてくれと言う沖田に、妙に良い声を作って「鶯や 
ハタキの音も ついやめる」と、なんとも言えない駄句を得意げに
披露する土方。絶妙なタイミングでなるししおどし。
何度見ても笑ってしまう。

その後、古高俊太郎を拷問にかけた土蔵に佇んで、土方は何を
思ったのか。そして、普段のニヤニヤ笑いを封印して、土方を睨む
様に見つめた山南は。

ところで、糸井重里氏の「ほぼ日刊イトイ新聞」の中のコーナー、
『新選組!』withほぼ日テレビガイド がもの凄く面白い。
突如、「新選組!」に嵌ってしまった糸井氏と仲間達が、「新選組!」
の感想を語り合うのだが、本当に夢中になっているのが良く分かる。
ただ、糸井氏達は多摩編をほとんど見ていないんだよなぁ。
彼らもそれを悔しがっているのだが、一話から「新選組!」を見続けて
いる者としては、ちょっと優越感に浸ったりしている。

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Play:鈍獣~DON-JU~

パルコ劇場も1年ぶりくらいである。
良くも悪くも全く変わっていないのが嬉しい。
売店の美味いのか不味いのか微妙なホットドックも相変わらずだ。

パルコ・プロデュース公演 鈍獣~DON-JU~
(2004年8月5日19:00~ 鑑賞)

チケットは、連れが取ってくれたのだが、それは大変だったようだ。
何せ脚本がクドカンこと、宮藤官九郎。出演が古田新太、生瀬勝久、
池田成志である(共演は西田尚美、乙葉、野波真帆)。
いわゆる小劇場系演劇のファンならば、期待せずにはいられない
陣容だ。

謎の失踪を遂げた作家を追うかつての担当編集者が、彼をよく知る
友人を尋ねるが、その友人も彼らを取り巻く女達も一癖も二癖もある
連中で・・・

二幕構成の第一幕は爆笑のコメディ、第二幕は段々とサスペンスや
ホラーテイストが入っていく。
ただ、一幕の面白さに比べ、どうにも二幕が盛り上がらない感じが
した。
つまらなくはなかったのだが、このメンツならこの位は楽しませてく
れるだろうという予想の域を超えていないのだ。
ホラー、コメディ、シリアスが一体とならずに、落ち着かない。

また、最後のオチがどうとでもとれるもので、芝居を見終わった観客
達が何となく釈然としない顔をしているのが印象的だった。
私たちも多分、そんな顔をしていたのだろう。
はじめて、クドカンの芝居を見ると言うことで過度な期待を抱きすぎた
のかもしれないが。

生瀬、池田は相変わらず上手い。古田新太の芝居を見るのは実は
初めてだったのだが、テレビで見る彼より何倍も魅力的だ。
いわゆるフェロモンというようなものさえ感じる。
女優陣では、初舞台だという乙葉が良かった。如何にもバカな女と
思わせておいて・・・という部分を非常に達者に演じていた。
おまけにやはり可愛かった。

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2004/08/03

TV:僕らの音楽~our music~「槇原敬之」

僕らの音楽~our music~「槇原敬之」(2004.7.31 フジテレビ系)

この前の「HEY HEY HEY」にも、出演していた槇原だが、
新曲とニュー・アルバムのプロモ時期らしい。
例の事件のことも、積極的に語っていて、変にタブー視し
ていないことには好感が持てた。ただ、司会の鳥越に謹慎
時の心境を訊かれて「今に見ていろって感じ」と答えたのには
やや違和感を覚えた。別に、いわれなきことで不当な弾圧
を受けたわけではなく、自分の犯した罪で活動を自粛せざる
を得なかっただけなのに、と。

まぁそれはさておき、元気にインタビューに答えていたのは、
ファンとしては素直に嬉しい限りである。なんかテンション高
すぎ!という感じもしたが。

曲はセルフカバーの「世界に一つだけの花」、「僕が一番欲し
かったもの」、「Tag Team」の三曲を披露。
やや、声が荒れている感じがしたが、あれは歌い方を変えたの
だろうか。

やや家族に心配事を抱えている自分には、「嫌な部分もひっくる
めて家族やん?」と歌う「Tag Team」が一番心に染みた。
これら3曲が収録されるというNEWアルバム「EXPLORER」
発売が今から楽しみである。

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2004/08/02

Cinema:お葬式

伊丹十三監督作品「お葬式」(1984年)

伊丹監督の言わずとしれた劇場用映画監督作品第一作。
その年の映画賞を正に総なめにした。
ギュウギュウに混んだテアトル新宿で、この作品を立ち見で見て
からもう20年も経っているのだなぁ。

自分が義父(宮本信子の実父)の葬式を出したときの体験から、
この作品の思いついたとのことだが、「葬式」という一般人の経験
する最大の非日常を、一本の映画にしてしまうというアイデアには
改めて感心させられる。伊丹自身、思いついたときには「これだ!」
と思ったことだろう。

大いに笑わせ、時にホロッとさせながらも、伊丹らしいエスプリと
皮肉の効いた語り口が、ドキュメンタリー調の映像の雰囲気と不
思議な調和を見せている。画面の隅々から伊丹の才気と意気込みを
感じることが出来る。

また山崎努、宮本信子ら出演者もみな見事な演技を見せていて、
何度見ても見飽きることがない。

印象に残る山崎努の台詞「よし決めた。俺は春に死ぬことにしよう。
俺が焼かれている間、回りは花吹雪。・・・いいぞぅ」に、触発されて
私も死ぬなら、春と決めています。

伊丹監督が亡くなって、7年。
そろそろ80年代から90年代にかけて、日本映画の屋台骨を支えた
この名監督を、きちんとした形で評価して欲しいと思うのは私だけでは
あるまい。体系だった評論もされず、また全ての監督作品のソフトが
絶版か品切れでレンタルビデオでしか見られないというのは残念と
しか言いようがない。早急のDVD化を切望する。

私は監督伊丹十三だけではなくて、俳優伊丹十三、そしてエッセイスト
伊丹十三も大好きである。特にエッセイは正に私の指針の1つとも言う
べきものであるため、きちんと整理した上で、ここで述べていきたいと
思っている。

検索して見つけたCOCO2さんの、伊丹十三のエッセイ「女たちよ!」
についての、的確すぎる論評にいたく感心させられた。
短い文章で的確に、このエッセイの魅力を伝えている。
ダラダラと長いだけの駄文を書き散らしている私としては、反省しきり
である。

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2004/08/01

CD:Lush Life

lushlife.jpg
川村結花「Lush Life」  ERJ

シンガー・ソングライター川村結花のソニー・レーベル移籍第一弾
アルバム。発売とほぼ同時(1999年)に購入したが、未だに事ある
毎に聴くお気に入りアルバム不動のNO.1である。

彼女の音楽・歌を初めて聴いたときの衝撃を、今でもはっきりと
覚えている。用事で走らせていた車のカーラジオから流れてきた
「ヒマワリ」(このアルバムの3曲目に収録)。
力があってそれでいて優しいボーカルと、メロディアスでしかも複雑な
コードで展開する曲、そして情感溢れ、前向きな詩。
こんな素敵な歌があったのか。こんな素敵な歌を歌う人がいたのか。
と、その足でCDショップに行き、この「Lush Life」を購入した。

何故かスガシカオ作詞作曲と思われることの多い「夜空のムコウ」の
作曲者は何を隠そう彼女であり、このアルバムにもセルフ・カバーの
「夜空のムコウ」が収録されている。

確かなテクニックに裏打ちされたバラエティ溢れる楽曲と、それを歌う
彼女の情感溢れるアルト。
5曲目の「Every Breath You Take」等は切なくて、聴くたびに泣きそう
な気分になる。他には、彼女のジャズセンス爆発の9曲目「Rum & Milk」
も大好きなナンバーである。

最近の彼女は、新たな作風を模索しつつある。
最新アルバム「Native Colors」は、若干迷いがあるのではという気が
正直、する。でもでも、彼女はカツーンと壁を突き抜けて、新たなステージ
に向かうものと確信している。

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