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2006年11月

2006/11/30

実相寺昭雄監督のご逝去を悼む

今朝、ショッキングな訃報に一瞬言葉を失った。
映画監督・演出家の実相寺昭雄さんが急逝されたのである。
http://www.asahi.com/obituaries/update/1130/003.html

私のようなウルトラマンオタにとっては、正に「巨星、墜つ」と言った感じである。
彼が脚本家の故佐々木守さんと組んで「ウルトラマン」「ウルトラセブン」で送り出した物語・そして怪獣、宇宙人たち~テレスドン、ジャミラ、スカイドン、シーボーズ、メトロン星人、ペロリンガ星人、ロボット長官などなど~は、金城哲夫さん=円谷一さんが作り出す怪獣たちの物語が直球ど真ん中であるならば、変化球であり、クセ球であり、それ故に強い印象を残した。
また実相寺さんの極めて個性的な演出スタイル(逆光の多用、極端なクローズアップ、奇妙な構図、印象的な効果音)も一度見たら忘れられないものであった(多くの人が「ウルトラセブン」と言って真っ先に思い出すであろう、ちゃぶ台を挟んで向かい合うメトロン星人とモロボシダン(ウルトラセブン)のビジュアルを作り出したのは正に実相寺監督の真骨頂だと思う)。
いわゆるメジャーな劇場用作品(「帝都物語」「姑獲鳥の夏」など)では、そのビジュアルイメージは素晴らしいものの、娯楽作品として面白かったかというとかなり疑問は残ったが、最期まで創作意欲は衰えず、近年はオペラの演出にも進出していた。
しかし、そのようにメジャーな舞台に軸足を移しても、ウルトラマンシリーズに対する愛着・愛情は薄れていなかったと思われ、昨年放映されたウルトラマンシリーズ「ウルトラマンマックス」でも、極めて実相寺監督らしい、それゆえに極めてけったいなエピソードと、「ウルトラセブン」のメトロン星人編のストレートな続編の2編を発表。肯定否定共に大きな話題となった。
本当に残念だ。心からご冥福をお祈りいたします。


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2006/11/29

のだめカンタービレ 第7話

のだめカンタービレ」も、もう第7回。
今後の怒濤の展開を予想させる回だった。

強圧的なハリセン(豊原功輔)に、急にお国訛り丸出しで反論するのだめ(上野樹里)。
部屋を飛び出す時に、ドアの取っ手にかけた手は震えていた。
単なるギャグシーンだと思っていた胴体着陸の中に、自分でも忘れていた非常に辛い記憶を抱えていた千秋(玉木宏)。
大きなトラウマを抱えている(らしい)2人が、音楽とそしてそれぞれの存在によってどの様に救済されていくのか。次回以降は私も原作を読んでいない(ドラマを楽しむため封印した。バカっぽい?)ので、ドキドキである。
それにしても上野樹里は上手いなぁ。あのちょっといっちゃってる声のトーンと、いつもののだめのフニャフニャをキチンと演じ分けている。

笑えるシーンで言えば、相変わらずぶっ飛ばすミッチーの佐久間だね。
酔って違う一面を出したり(「ハイハイハイ!私、やりたい曲がある。マーラーの千人の交響曲」「ケッコーン」は笑った。いかにも音大生がやりたそうな曲を、いかにも言いそうな言い方で言うから。反面千秋の選曲は意外におとなしい?)、「好きだ(バイオリンが)」と言われてニコニコのピンクモードに入ってしまう清良(水川あさみ)もはっちゃっけた演技が面白かった。
あと、黒木君役の福士誠治、誠実でちょっと不器用な黒木に正に適役。
オーボエの吹き真似もなかなかに上手い。
そして何より豊原耕輔!「ほら、丸腰や!」「おい、(オナラ体操)やり損やないか!」と、彼の面白さは原作のハリセンを超えた!いっつも、恋愛ドラマで主人公の元彼で登場して、物語をかき回しては振られる豊原の新たな一面がでたって感じだ。

反面、話をスピーディにするために無理もちょっと生じてる気も。
三善家のエピソードを省いてしまったため、エルガーのバイオリンソナタを巡る感動的なエピソードもオミットされてしまったし(未読の人のためにあえて詳細は書かない)、千秋が「お前は幼稚園の先生に向かない」とのだめに断言するのも唐突になってしまった。

バラバラのR☆Sオケ(見直してみるとミルヒーの指揮のものとは別のバージョンでブラ1の音を録っている。しかもちゃんと揃っていない感じで。芸が細かすぎである。)がどうなるか、来週が待ち遠しい(いや、マジで)。

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感想、SO903i(2)~色々やってみた~

SO903iを購入して4日たったが、相変わらずこちょこちょといじくり回している。
新しいおもちゃを手に入れた子供の気分である。

まだまだ通話エリアが狭いと言われていたFOMAだが、私の行動エリア(都心~多摩)では今のところ不自由を感じたことはない。東京都C市にある私の家では、movaよりもFOMAの方が電波状態が良く、嬉しいやら拍子抜けするやらである。
ただ、movaがガンガンに繋がる地下鉄丸の内線赤坂見附駅構内でFOMAが全く繋がらない、というようにやはりFOMAの通話可能エリアには穴があるようなので、これから不満を覚えることがあるかもしれない。
一端繋がってしまえば、通話品質がmovaよりもFOMAの方が良いのは言うまでもない

SO505isは着メロのなるスピーカーが「これがいやしくもAVで売るソニーの作る携帯か」と嘆息するほど最悪であったが、SO903iは比べものにならないくらい音質がよい。ミニスピーカーくらいの質を保っている。着信音、着メロのみならず着うたまでカバーするための改善であるかもしれないが、素直に歓迎したい。

カメラは、購入後、急にこのブログに写真が増えたことからもお判りのように、使い倒している状態である。
AF機能・手ぶれ補正機能は良好で、いまのところピンぼけや手ぶれはほとんど起きていない。
若干、出来上がった画像がやや白味が強いかな、という気はするがこれは好き好きの問題だろう。

残念なのは、蓋を閉じた状態で表面にあるボタン(感想(1)の画像を見てね)が、オーディオ機能以外全く使わないこと。サブ液晶もあるのだから、蓋を閉じたまませめてメールを読む機能くらい付けて貰っても良かった気がする。

キーレスポンスの問題は大分解消してきた(硬いことは硬いけど)。
単に私の慣れの問題であったのかもしれない。
逆に回転式ジョグダイヤルのない不便さはまだ慣れることが出来ない
やはりこの機種の一番の不満はそれのような気がする。

ところでCMに釣られたわけではないが、「モバイルsuica」の機能を持たせてみた。
チャージ額も少な目から出来るし、あの分厚いsuicaを普段から持ちあるかなくとも、JR東日本の電車に乗り降りできるというんだから、CMではないが「モバイルsuicaにしない理由がないなぁ(by 殿様に扮したペンギン)」って感じである。早速試してみたくて、わざわざJRに乗ってしまった(バカ)。
こいつは便利だ!
電子マネーやクレジットカード機能は今のところ持たせる予定はないが、それもしたくなってしまう手軽さだ。

まだまだこの機種には機能はたくさんありそうなので、とことんイジクリ倒してその都度ここに感想をアップしていくつもりである。

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2006/11/28

事故後、一夜明けた京王線の

事故後、一夜明けた京王線の

車内から投稿してます。
現在、千歳烏山付近。
いつものラッシュ時より遥かに凄い混雑で、おまけにノロノロ運転。
グッタリです。
いつもより大分早く出たのに遅刻は確実。
遅延証明、貰わなきゃ。
頼むよ京王線。

http://www.asahi.com/national/update/1128/TKY200611280220.html

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2006/11/27

ビオラ・レッスン(1)

学生時代にビオラのレッスンに通っていたM先生のところへ、(何と!)15年ぶりにレッスンに行った。
私は大学の部活動でオーケストラ(音楽部管弦楽団)に入り、その時初めてビオラを弾いたわけであるが、大学4年間を通じてビオラを指導して下さったのがM先生だった。大学卒業後も、先生が首席奏者を務めた東京交響楽団(2年前に定年退職)のコンサートに行ったりと、何やかや交流はさせていただいていたが、レッスンに行くのは上述の通りのブランクである。

何せ、弁理士試験中は1年に1,2度退屈しのぎに弾いてみただけで、勉強期間中の7年間、まともにさらったこともなかったのである。合格と同時にありがたいことに、以前所属していたアマチュアオケに声をかけて頂き、マーラーの交響曲第2番「復活」を弾くことになった。しかし、「復活」はプロでも相当手強く、アマチュアには本来無謀とも言うべき難曲・大曲である(最近はアマチュアでも結構やってるけど)。
その曲を7年間ろくに楽器を触ったこともないさらっていない人間が演奏するなんて・・・
言ってみれば、毎日毎日ゴロゴロしていた人間がいきなりフルマラソンを全速力で行うようなものである。と、いうわけでリハビリを兼ねて、先生にもう一度基礎から見て頂くことにしたわけである。

レッスン場所は先生のご自宅。
M先生の風貌は、植村直己、東野英心にちょっと似ている。キャラは陽気でとても楽しい方である(みのもんた、大橋巨泉がちょっと入っているかもしれない、ハハハ)。
ご挨拶などして、さてレッスンスタート。

まずスケールを弾いた後、取りあえず弾いてくるようにといわれた練習曲を通して弾く。
それなりにさらってきたのだが、緊張で手がガチガチである。

今回の注意点。
1.ボーイング(右手の弓使いのこと)右手全体が動いてしまっている。ひじから上は余り動かさず、肘から下を動かすように意識すること。

2.またボーイングが硬い。もっと柔らかく手を使うように。手首、指の付け根、指が一枚の板のように硬くなっている。特に人差し指の付け根が硬い。変に力が入りすぎているから、開放弦を弾いてもいい音が出ない。もっと柔らかく、(「こうですか」と弾いてみると)かと言ってそんなフニャフニャじゃ駄目だヨ。短く弓を使うときは、そんなに手首を意識しなくても良い。ロングボウ(弓全体を使って弾くこと)の時には手首を意識して使うようにする。

3.弓はもっと柔らかく持つ。また余り深く握らず、人差し指は第二関節にかかるぐらいのところを持つようにする。弓を支えるのは人差し指と親指だけ、他の指は添えるだけにする。弦と弓の毛(弦楽器の弓には馬のたてがみの毛が貼られている)が当たっていることを人差し指で意識し、人差し指の力加減で音の強弱を調節できるようにしないと。

4.構える楽器の位置が低く、またネックが下がっている。もう少し上げて弾くと良い。

・・・何のことはない。曲以前の構え方、弓使いのところだけで今日のレッスンは終わってしまった。それにしても、全部昔言われた(様な気がする)ことばかりなのに、何もかも出来ていないのね(先生曰く「長期のブランクに加え、長いことあんまり基礎練習をしないで、オケばっかりやってたからだよ。オケばっかやってる人はみんな変な癖が付く」反省)。先は長いなぁ・・・。しかし基礎から1時間みっちり指導して頂いたので、大変勉強になった。

次回(再来週)までの宿題は、上記注意点を意識してまずボウイングの練習を徹底して行うこと(開放弦&スケール)により悪い癖を早く取ること、及び引き続き今回と同じ練習曲。

マーラーの交響曲第2番について話になると「『復活』は絶対P練(楽器毎の練習)と弦分奏(弦楽器だけの練習)をたくさんやらなきゃだめだよ。特にP練が大事。メンバーだけが集まって自主練習したって駄目だよ。ちゃんとトレーナー呼んでP連や分奏をきちんとやらないと。アマオケではいくら全体練習だけやってたって、『復活』は手に負えないよ」とハッキリ言われた。・・・だそうです、ビオラ首席奏者殿。トレーナー呼んで、P練やりましょう

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街はすっかり

街はすっかり

クリスマスモードですね。
クリスマスなんて、ここ何年も「12月24,25番目の日」でしかない寂し~い私でも、何となくワクワクします。
しかし、毎年飾り付けの時期が前倒しになってないか?

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感想、SO903i~2日使ってみて~

と、いうわけでSO903iを購入して2日が過ぎた。
以前であれば、マニュアルをそれこそ舐めるように読んで書いてある機能を一々試したものだが、人間40近くなると横着になってくるもので、適当に色々いじってみて何となく使い方を覚えていく、という感じである。
私の場合、SO505isからの乗り換えなので、基本的なインターフェイスは変わらずその点楽である。

そんな感じで2日使ってみた上での印象を書いてみようと思う。

良かった点。
1.S0505isに比べ、薄く軽くなった。SO505は使いやすかったがやはりデカく重かった。背広の内ポケットなどに入れると、外から見てもボッコリ膨らんだ感じがしたものだ。その点、S0903iは薄いし、カメラやミュージックプレイヤーまでが付いているにしては軽い。各種部品の小型化、軽量化が進んだのだろうか。
2.カメラの機能性の向上。手ぶれ補正機能、オートフォーカス機能が搭載され、さらに画素数も320万画素と大きく向上し、普通のデジカメとしても結構使えるレベルとなった。携帯を開いての撮影スタイルだけではなく、デジカメ風に蓋を閉じて撮影するスタイルが取れるのも便利だ(サブ液晶が小さいため、余り大きな画像ではないが)。
3.大きく、色の綺麗なメインディスプレイ。蓋を開くと片面殆どが画面となっている液晶メインディスプレイはやはり見やすい、色も「BRAVIAの技術を取り入れました」とソニーが胸を張るように、なかなかの質である。

残念な点。
1.回転式ジョグダイヤルの廃止。ソニエリの携帯のシンボルであり、とってもとっても使いやすかった回転式ジョグダイヤルがSO903iから廃止され、よくある上下左右しか動かないものになってしまった。これは非常に残念。回転式ジョグダイヤルは本当に使いやすかったし、操作スピードも速かった。今回の携帯で一番残念なのがこれだ。ついついキーをクルクルと回そうとしてしまう
2.キーレスポンスが悪い。数字キーを押したつもりなのに、決定ボタンを押したはずなのに、反応がなかったり、遅かったりと、レスポンスが全体に悪い。キーが硬く押しにくいのも原因の1つか。
3,人間工学(?)を考慮していないキー配列。一番使うであろうメニュー画面を中央のエンターキーでは呼び出せなかったり、カメラのシャッター兼起動ボタンや、クリアボタンが妙に押しにくい位置にあったりとちょこちょこと使いにくい部分がある。

あと、ソニエリの携帯の売りである文字変換機能は相変わらず使いやすいが、SO505isの頃からあまり進歩していないのも残念だ。あと、携帯GPSの位置表示ってあんなに誤差が生じるものなのか?渋谷で試しに使ってみたら、タワーレコード前にいたのにパルコPART2に大分寄ったところにいることになってしまった。これはまだまだ発展途上の機能って感じだなぁ(あんまり使わないから良いけど)。

総体としてはデザインは気に入っているし、使い勝手も総じて悪くないので75点くらい付けても良いと思っている。
あと、売りの1つであるミュージックプレイヤーはまだ使っていないので、なるべく早く試すつもりである。
9039032

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2006/11/25

さらばSO505is

さらばSO505is

DoCoMoショップに故障した携帯を持ち込むとお定まりの「もう修理しようにも部品がありません」攻撃である。
マジかよ。まだ買って3年だよ!
ドイツのメーカー、ブラウンのシェーバーなんて販売後十年たっても部品を買うことが出来るし、修理も出来る。
日本のメーカーは売らんかなの意識が強すぎるよ。
文句を言っても仕方ないので新機種を購入。
操作性の継続と、こ洒落たデザインに惹かれてSO903i(ブラック)を購入。
さらばSO505si(マンダリンオレンジ)
とても使いやすかったし、インパクトのあるデザインも気に入っていた。
お世話になりました。
画像は新機種SO903iで撮ったSO505is。
やっぱり新しいものは使いやすいね。現金なものである。

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役所、役所、役所、写真館

気がつけば「のだめカンタービレ」ファンブログみたいになっていたので、たまには違うことを書く。

弁理士試験に合格しても、ただちに弁理士になるわけではない。
日本弁理士会という弁理士の統括団体に、弁理士登録申請をして受理されて初めて「弁理士」になるわけだ。
勤務している特許事務所から、「早く申請するように!」とせっつかれて、申請方法のマニュアルを見ると色々なお役所の証明書が必要だとわかった。
郵便による請求も受け付けてくれるのだが期間がかかるので、まとめて貰いにいくことにした。
地元のC市役所で住民票、そのまま電車で20分ほどのS区役所で身分証明書(破産宣告、自己破産申請などをしていないということの証明)、さらに電車で九段にある東京法務局で「登録を受けていないことの証明書」というものを貰った。これはいわゆる成年後見(かつての禁治産者や、準禁治産者)を受けていないという証明。
弁理士になるには随分証明書類がいるもんだと改めて感心。
月末に近い金曜日とあってどこのお役所も大混雑。
何かぴりぴりした顔をしている気がする。
これだけで午前中が丸々潰れてしまった。
銀座のぴょんぴょん舎で本場の盛岡冷麺を昼食に食べ(美味い!)、次にデパートの写真館へ。
申請用の証明写真が特殊なサイズのため、写真館に頼まざるを得ないのだ。
お受験用の写真でも撮るのだろうか、小学校高学年のガキンチョお子さまを連れたお母さんと、お見合い写真を撮りに来たらしいお姉さんと一緒に待合室でしばし待つ。
デパートの写真館なんて、ニーズがあるのかと思ったが、平日からこれだけ盛況なんだから大したもんだ。

カメラマンの指示どおり、精一杯「良いお顔」を作ったが元が元だけにたかがしれている。
最近は写真館でもデジカメで撮影するので、すぐに撮った写真をモニターで見られるのだが、どの顔も同じオッサン顔である。比較的こマシに写っている(気がした)もので焼き増しを頼む。

スタジオを出るとさっきの親子連れの母親が「いい○○君、ちゃんと真面目なお顔で写して貰わなきゃだめよ、でもリラックスしてね」と、対処に困ることを子供にしきりに話しかけている。子供は無表情で「ウンウン」と言いながら、「名探偵コナン」なんぞを読んでいる。
ま、気張らず頑張りや

写真の完成は2日後、とのことである。勿論ここにはアップしないのでご安心願いたい。

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2006/11/23

「のだめカンタービレ」使用曲のお薦めCD(1)

ドラマ「のだめカンタービレ」のために作られたのだめオーケストラ(Sオケの俳優以外のメンバー+東京都交響楽団のメンバーで編成されているらしい)演奏の番組使用曲を集めた「のだめオーケストラ」LIVE!(ASIN: B000I5YAD0) がクラシックのCDとしては記録的な売れ行きらしい。
B000i5yad001

たまたまHMVの店頭で流れているのを聴いたが、例のモーツァルト「2台のピアノのためのソナタ」はドラマ通りにいきなり間違えていて「2小節目で間違えるな!」「ぎゃぼー」が再現(?)されているのには笑ってしまった。
しかし、このCDほとんどが抜粋とか、特定の楽章のみが収録されていて全曲を聴くことが出来ない。と、いうわけでドラマ中で使われた楽曲の私の好きなCDを挙げてみようと思う。


Photo
まずは、ドラマのメインテーマであり(オープニングテーマでもある)、第4話のSオケのデビュー曲でもあるベートーベンの交響曲第7番
これはカルロス・クライバー指揮、ウィーン・フィル演奏のドイツ・グラモフォン盤(ASIN: B00006BGR2)で決まり!である。

ワーグナーによって「舞踏の権化」と言われたこの曲の曲想に忠実に、リズミカルにスピーディーに、そしてメリハリたっぷりに演じられている。ベト7と言えばまずこの演奏を思い出す人が少なくないであろう定番中の定番
しかも、このCDには同じく名演といわれるクライバー=ウィーン・フィルのベートーベン交響曲第5番「運命」がカップリングされている。滅茶苦茶お得な一枚である。

Photo_1
次に、第1話でのだめ(上野樹里)と千秋(玉木宏)の運命的な(?)出会いの時に、のだめが弾いていたベートーベンピアノソナタ第8番「悲愴」(番組中で流れたのは第2楽章)。私はピアノの演奏にはさほど詳しくはないのだが、完璧なテクと王道と言っていいスタンダードな解釈の、ウラディーミル・アシュケナージ演奏によるデッカ盤(ASIN: B000091LCN)はお薦め。しかもこのCDも「熱情」「月光」ソナタも収録されており、たった1800円でベートーベンの3大ピアノソナタの名演が聴けてしまうのだから凄い(自分が買ったときはもっと高かった)。クラシックCDってホント安くなったよね。

Photo_2
第2話で峰(瑛太)と千秋(最初はのだめ)が演奏したベートーベンのバイオリンソナタ5番「」。これは是非ともイツァーク・パールマン(バイオリン)と、上でも挙げたアシュケナージ(ピアノ)の演奏によるデッカ盤(ASIN: B000091LCD)を聴いていただきたい。パールマンは私の最も好きな、そして尊敬するバイオリニストである。圧倒的なテクニックと、うっとりするような美しい音色をもっており、それらをこの演奏でも堪能できる。パールマンの「春」はダニエル・バレンボイムと協演した盤や、アシュケナージとの再録音盤もあるが、なんといってもこのデッカ盤が最高である。しかも、同じくベートーベンのバイオリンソナタ「クロイツェル」も収録されていて、これも1800円!持ってけドロボーって感じである。パールマンについてはいつかこの場で、いかにこのバイオリニストを愛するかについて書きたいと思っている。

Photo_3
第5話で千秋とミルヒー(竹中直人)が師弟協演したラフマニノフのピアノ協奏曲第二番。もともと大好きな曲でCDもたくさん持っている。名演奏(アシュケナージの全集は白眉)はたくさんあるし、作曲者ラフマニノフ自身の演奏によるCDもあるのだが、ドラマを見た後、私が聴きたくなった(実際聴いた)のはクリスティアン・ティマーマン(ピアノ)、小澤征爾(指揮)、ボストンシンフォニーのドイツ・グラモフォン盤(ASIN: B00013TCA0)。
タワーレコードでやっている「のだめキャンペーン」でも推薦されていた盤なので、あえて外そうかとも思ったが、やはり良いもの良い!
ツィマーマンのピアノの音色はあくまで美しく、メロディの歌わせ方も甘くロマンティック、しかし決して臭くない。小澤の棒による伴奏もこの協奏曲の良い意味での俗っぽさを上手く表現している。

Photo_4
おまけはミルヒーのテーマとでも言うべき、彼の登場シーンで必ず流れていた曲、プロコフィエフのバレー組曲「ロミオとジュリエット」の第2組曲の「モンタギュー家とキャブレット家」。これ1曲のためにCD1枚を買う人もいないかもしれないが、佐渡裕指揮、スイスロマンド管弦楽団のavex発売(ASIN: B0007G8CKC)のものがけれん味タップリ、派手派手で意外に面白い。私は以前、コンサートで佐渡さんのサイン目当てで買った(CDを買った方にはサイン会を行いますって、やつ)。我ながらミーハーである。

ASIN番号を確認するためにamazonのページを覗いたら、皆さん考えることは同じようでこのようなページを作っている人はたくさんいた。良いアイデアだと思ったんだけどなぁ(苦笑)。でも、作っていて面白かったので、6話以降の曲(黒木(福士誠治)によって演奏される(であろう)モーツァルトのオーボエ協奏曲とかね)でまたやるつもりである。

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2006/11/22

ギャボー!

・・・携帯が壊れた
液晶画面が何も映らなくなってしまった。
月給日前で金欠気味なのに、どないしよ。

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ビオラの扱い

「ビオラの扱い」と言っても楽器の取り扱いや手入れの方法ではない。
私が学生時代から、アマオケなどでビオラを弾いていたのはプロフィールや数日前のブログに書いたとおりであるが、その頃からずっと物語等でのビオラ(ビオラ奏者)の扱いの悪さが気になっているのだ。
ほら、やっぱり自分のやっている楽器って当然愛着があるからさ、オーケストラなどの音楽の世界を舞台とした小説やドラマがあるとビオラ奏者がどういう風に登場し、活躍するかを本筋とは別にチェックするわけよ。

ところが、である。

私の知る限り、ビオラ奏者というのは総じて、「美味しくない」役回りを演じるのが殆どなのだ。

赤川次郎のジュニア小説「幻の四重奏」では、出だしからいきなりビオラ奏者が殺され
宇神幸男というクラシックの世界を舞台にした推理小説を書いている作家の「消えたオーケストラ」でも、最初に殺されるのはビオラ奏者。ご丁寧にコントラバスのケースに死体が納められて発見される。
三谷幸喜の「古畑任三郎」の一編、「絶対音感殺人事件」でも被害者はビオラ奏者、しかも嫌な奴である。
三谷さんはビオラに恨みでもあるのか、彼の作演出によるミュージカル「オケピ!」でもビオラ奏者は「いい人なんだけど、影が薄くオケのメンバーが誰も名前で呼んでくれない人」として登場する(演じるのは源さんこと小林隆)。
もっともこのビオラ弾きはその影の薄さを逆手にとってソロナンバーを歌ったりするのだから、「美味しくなくもない」のだが。

一回くらい「モテモテのヒーロー・ヒロイン」とか、「もつれた謎を解き明かす探偵役」でビオラ弾きが出てこないもんかねぇ・・・

そして、今放映中のドラマ「のだめカンタービレ」で登場するビオラ弾きと言えば・・・
総じて美女・可愛い子揃いのSオケにあってただ一人ブ×、もとい個性的な顔立ちで、千秋(玉木宏)が初めてSオケを振ったときには、男と間違えられていた彼女、そう静香ちゃん(小林きな子)!

・・・ビオラ弾きの受難は続く

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2006/11/21

のだめカンタービレ 第6話

「のだめカンタービレ」の視聴率は月九にしては余り良くないらしい。
まぁ、音大生を主役にしたコメディ、なんて一般受けしにくいだろうからなぁ・・・
ラブシーンとかないし
今日は第6話。相変わらず、安定した面白さ。
みんな見ればいいのにね。

さっきラブシーンがない、と書いたが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番をのだめを千秋が連弾する
シーンなんて、正に二人のラブシーンだった。
そう言う意味では新聞掲載のこっぱずかしいサブタイトルもあながち的はずれとは言えない。
ただ、もっとドラマティックに演出するかと予想していたが、意外にさらりと描いていたね。
あそこはもうちょっと凝って撮って欲しかった気は正直する。
官能的」と表現されることもある、ラフマニノフのPコンだから、ラブシーンどころか、演出によっては
ベッドシーンにすることも可能なくらいだろうに(ストーリーを逸脱することは承知してマス)。
とはいえ最初は一心不乱に引いていたのだめが、ふと気付いたように千秋の顔を見ながら演奏し、
千秋もそれをアイコンタクトで返すところなんかはやはりゾクゾクッとした。
あれこそアンサンブルの醍醐味なんだよなぁ。

このピアノデュオがクライマックスになるのかと思ったら、意外とあっさり終了で後半はSオケの解散。
大騒ぎの打ち上げの後、みんなが笑顔で手を振りながら別れていくシーンはウン年前の自分の
学生時代最後の演奏会後の打ち上げのことを思い出してちょっとキュンとなった。
BGMにはおそらく服部隆之さん作曲のオリジナルBGMが使われていたが、クラシックの曲を使う
としたら、なんだろうなぁ。モーツァルトのPコンの緩叙楽章なんかが似合いそう。21番は流石にベタだが。

ラストでは黒木(達彦さんかよw)達も登場し、R☆Sオケ編にいよいよ突入となる。
Sオケ編に比べ、原作通りにするとドラマとしてはやや盛り上がりに欠ける(登場人物もやや地味)
おそれもある、何より千秋とのだめの絡みのシーンがかなり減ってしまうので、どの様に脚色していくか、
今から楽しみ。


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東京交響楽団 第541回 定期演奏会

2006.11.18
東京交響楽団 第541回 定期演奏会
指揮=マルク・ピオレ
ソプラノ=森麻季/テノール=佐野成宏
合唱=東響コーラス/合唱指揮=山神健志
会場=サントリーホール(東京・溜池)

モーツァルト:交響曲 第25番 ト短調 K.183
ヴェルディ:
 歌劇「アイーダ」"エジプトとイジスの神に栄光あれ"(Chorus)
 歌劇「リゴレット」"あれかこれか"(T)、
 "あなたは心の太陽"(S&T)、"慕わしい人の名は"(S)
 歌劇「ナブッコ」"行け、わが思いよ、金色の翼に乗って"(Chorus)
 歌劇「椿姫」"そはかの人か~花から花へ"(S)、"燃える心を"(T)、
 "パリを離れて"(S&T)、"乾杯の歌"(S&T&Chorus)

東響の定期に行くのは久しぶり。
席も2FのLDブロック1列という良席でコンサートを堪能できた。

前半のモーツァルトは非常にエッジの立った切れ味鋭い感じの演奏。
元々、スピード感のある25番のシンフォニーだが、指揮者のタクトにあわせて
疾風のように駆け抜けていく。一言で言って、「カッコイイ」。
このマルク・ビオレという指揮者、ドイツの歌劇場の音楽監督をしている人物だそうだが、
音作りになかなかセンスがある。後半も期待できるゾ、とわくわく。

後半はヴェルディのオペラ名曲選といった感じ。
(そういえば「のだめカンタービレ」では、ヴェルディ出てこないね。BGMにレクイエムが使われた
ことはあったけど・・・)
アイーダは一番有名な2幕頭のコーラス&行進曲。
この曲を聴いていると、お正月の「ニューイヤーオペラ」を思い出してしまう。
バンダのアイーダトランペットは2階席の左右から朗々と吹いていたが、残念!音程・リズムとも
赤点の人がいた。バンダということでエキストラなんだろうが、ここはバッチリ決めて欲しかった・・・

「リゴレット」と「椿姫」は正に至福の時間。
佐野成宏さんの声は艶っぽく、朗々として、圧倒的声量で響いてくる。
とっても「美味しい声」!
流石、若手(というにはキャリア・実力とも充分だが)ナンバーワンの1人である。

そして何と言っても森麻季サマ!(ミーハー)
声量こそ佐野さんにはかなわないものの、声の美しさ、表現の確かさ、曲想の的確な把握、
何より完璧といっていい音程は本当に素晴らしい。
それに何より歌うことが楽しくてたまらない、というのが見てて伝わってくる。
最近のソプラノに多い、口を余り開けないで歌うスタイルでなく、基本に忠実に大きく口を開けて
歌う姿も好ましい。
「リゴレット」のジルダ(ヒロイン)のアリアを歌う際は純白のドレス、ビオレッタ(椿姫)の際には
色とりどりの花が描かれた華やかなドレスと目でも楽しませてくれた。
正に歌姫、である。

二人で歌った「パリを離れて」なんて正にサイコーだった(表現が陳腐でスミマセン)。
元々涙ものの名曲なのだが、2番で瀕死のビオレッタ(森)が「パリを離れて、二人きりで暮らしたい」
と歌うところに、アルフレード(佐野)が短く「Si!(そうだね)」と合いの手を入れる。
この「Si」が切なくも哀しいんだよなぁ。
素晴らしい歌手2人の歌唱で落涙度も20%増量って感じだった。

最後はお約束の「乾杯の歌」でフィナーレ。
本当に素晴らしいコンサートだった。
これでチケット7000円は安い

付記:あれだけの演奏をやった次の日、オケ、ソリストとも新潟に移動して同じ演目でマチネで公演をやったようである。特にソリストのお二人はコンディションを整えるのも大変だろうに、新潟公演を見た方のブログを拝見する限り、やはり素晴らしい歌声を披露されたようだ。当たり前だといえばそれまでだが、プロって凄いねぇ

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2006/11/20

合格証書

弁理士試験の合格証書が送られてきた。
思ったより小さく、簡素な証書だった。
高校生の時に貰った、英検2級の合格証書に似ていた。
これを貰うのに、7年かかったのね・・・。
そう思うと、急に証書が重みのあるものに見えて・・・来ないな、やっぱりちょっとしょぼい(笑)。

祖母の祭壇にお供えして、お線香を上げた。

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2006/11/17

のだめカンタービレ 第5話

アマオケ関係者の視聴率は100%ではないかとさえ思われる(誰に聞いても見ている)
「のだめカンタービレ」。
早くも折り返し近くの5話である。

このところ、仕事だの飲み会だの祝賀会だの(有り難いことだが)で、なかなか第5話を見ることが出来なかったが、ようやく見た。
・・・なんだ、某巨大掲示板でやたら評判が悪かったので、どんなに酷い出来かと思っていたが、手堅くまとまっていてフツーに面白いじゃないの。

そりゃ原作の色々な笑い所(何故マングースかとか)や美味しい場面がカットされていたが、これはテレビドラマに脚色する以上、ある程度のカットはやむを得ないだろう。ただ、千秋&シュトレーゼマンのラフマニノフの演奏を聞いている(のだめ以外の)人々の反応は入れて欲しかったかなぁ。佐久間辺りが呆然と(あるいは陶然と)聴いている表情を入れるだけで、あの演奏がどれほど凄いものだったかが一発で伝わったのに。

キャストで言えば、前回からやたら格好良くなってきたミルヒ(竹中直人)が良い。
「幼稚園の先生になりたい」と(隠れた才能に気付かず)無邪気に語るのだめを優しく見つめるところとか、千秋との本番前のやり取りとかが一々様になっている。
最初ミルヒの役を日本人、それも竹中直人がやると聞いたとき「だめだこりゃ」と思ったものだが、どうしてどうして指揮をしながらチラリと千秋を見る仕草など堂に入ったものだ。付け鼻をつけた竹中直人が本当にマエストロに見えた気がしたよ。

次回はのだめと千秋のラフマニノフの連弾がなんと言っても楽しみ!あそこは格好良く撮って欲しい。

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2006/11/16

友だちとランチ(ル・プティ・トノー)

大学時代の部活(オーケストラ)仲間のHちゃん(いくつになっても昔の友達はあだ名で呼んじゃうよね)と、職場の近くでランチを取った。
お店はル・プティ・トノー
Hちゃんが今月から派遣社員として、私の職場近くで働き始めたことから「じゃ、一緒に昼飯でも」ってことになった訳だ。
この店は、シェフもフランス人、ギャルソンも3分の1くらいはフランス人で店内に「ボンジュール、いらっしゃいませ~」「メルシー」なんて言葉が飛び交ったりしてちょっとこっ恥ずかしいところもあるのだが、味はなかなかいけるし、値段もそこそこ。私は時々利用している。
この日、注文したのは鮮魚とインゲンのソテー(メニューではもっと小じゃれたいい方をしていたが忘れた)、これにパンとコーヒー、食前にグラスワインかジュースが付く。
ちなみにHちゃんは真面目にジュース、不良社員の私はワインにした。

魚は香ばしくジューシー、インゲンもしゃきしゃきしてなかなか美味い。

仲間を交えて年に2,3度は会っているので、話題は他愛ないこと。
弁理士試験に合格した私へのお祝い、友人達の近況(婚約した人がいる)などなど。
それと共通の趣味である音楽のこと。
大学時代から私はビオラ、Hちゃんはパーカッションをやっていたが、最近は二人とも音楽活動を休止していた。
それが大学のOBオーケストラがマーラーの「復活」という度はずれた大曲をやることになり、それぞれに「久しぶりにやりませんか」とお誘いが来ているのだ。
「『復活』で復活ってなことになるのかねぇ」

学生時代からはもう何年もたっているが、旧友と話すと、何となくあの頃に帰ったような錯覚に陥ることがある。
あの頃はみんな金がなくて、マックでジュースとハンバーガーだけで何時間も粘ったりして、夢中で色々な話をしたものだ。その頃のつきあいがまだ続いていて、こうしてフレンチレストランでランチなんか食べたりしている。
不思議なもんだなぁ・・・

派遣期間は3ヶ月とのこと。
「また飯でも食べよう」と手を振って別れた。

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2006/11/15

合格祝賀会

昨日、弁理士試験の勉強でお世話になった受験機関が主催してくれた合格祝賀会に参加してきた。
弁理士試験に合格すると会派と呼ばれる派閥も祝賀会を開催し、我々合格者を招待してくれるのだが、それは仕事の延長というか、人脈作り、人によっては就職活動の場であって、屈託なく楽しみコトは正直言って難しい。こちらはしがらみなしなので、わくわくしながら会場に向かう。

会場はM記念館。車でよく前は通過するのだが、中に入ったのは初めてだ。
ゼミや講座などでお世話になった講師の方々、勉強仲間と楽しく語り、大いに食べ、かつ飲む。
何人もの講師の先生から「Hiryasu君、顔つきが合格前と全然違うね。みんなそうだけどね」と言われる。
なるほど、確かに勉強してきた仲間達もゼミや模試の際に感じたピリピリした険がなくなっている。
自分自身では判らなかったが、勉強中はさぞや切羽詰まった顔をしていたのだろう。
講師の先生がスピーチでおっしゃった言葉が身に染みた「あなた方が勉強していた間、ご家族やお友達、会社の方々も気を配り、神経を使ってきたのです。合格した今、是非その恩返しをしてあげて下さい」
そうだよねぇ・・・親孝行しなくては。

一次会だけでは飽きたらず、二次会にも参加。
受験指導、講義は何年も受けてきたが、直接話す機会は余りなかった講師の先生と色々な話をする。
知識だけではなく、人間的にも大変奥行きの深い方だと、感銘を受けた。
終電過ぎまで飲んで、タクシーで帰宅。

この受験機関がなかったら、私は合格していなかっただろう。本当に有り難うございました。

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受験生じゃなくなった日

何と2年半ぶりのブログ更新である。
あんまり間があいてしまったので、過去の記事は削除した上で再スタート、ということも考えたのだが、結局はタイトルとスタイル(身辺雑記をつれづれに綴っていく)を変更し、過去記事についてはそのまま残すことにした。読者の方(ほとんどいないと思うが)にはこれからもよろしく、と申し上げたい。

私は、弁理士という資格取得を目指して、ずっと勉強していた。
前回までのブログも、丁度試験と試験の合間に、「今年は受かるかも」と思って始めたものだったが、結果は見事撃沈(そのため、ブログは中断となった)。
今年で受験回数、6回、勉強期間7年という、長い長い闘いになっていた。
試験制度変更により、合格率は急増したが、それでも合格率6~7%という狭き門。
受験予備校での答練(模試)の成績は決して悪くないのに、何年やっても受からない。
正直「これ、一生受からないのとちゃうやろか」と思い悩んだことも一度や二度ではなかった。

それが今年、ついに最終合格を勝ち取ることが出来た。
去る11月7日、発表を特許庁に合格発表を見に行った日のことを私はおそらく一生忘れることはないだろう。
この発表は三次試験である口述試験(面接試験)を受けてのもの。
私は幸い、この口述試験の手応えが非常に良かったので、正直「多分受かるだろう」と思っていた。
しかし、それでも前の晩はほとんどまんじりとも出来なかった。

発表の定刻より少し早く、特許庁の職員が掲示スペースに合格者の番号を貼りだした。
詰めかける受験生。いち早く見つけたのか、笑顔で自分の番号を携帯のカメラで撮影する人、真っ青な顔で近くのいすに座り込む人。握手を交わす人・・・。まさに悲喜交々である。

そんな中、私はなかなか自分の番号が見つけられないでいた。
そしてついに・・・あった!
嬉しさが爆発するのではないか、涙を流してしまうのではないか・・・事前にはそんなことを考えていた。
しかし、実際にはただただ安堵感と脱力感であった。
次に思ったのは、発表の少し前に亡くなった祖母のことであった。
祖母は私の合格を本当に楽しみにしていた。生きているうちに報告したかったなぁ。
もっとも口述の手応えのよかった私は祖母に「これ、絶対受かってるからね」と、ハッタリをかましていた。
祖母はとても喜んでくれたし、こうして結果的に嘘ではなかったわけだし、婆ちゃんも許してくれるだろう。

仕事をさぼって発表を見に来た私は、もう一度自分の受験番号があることを確認すると、やはり発表を見に来ていた勉強仲間と握手をし、慌てて職場へと戻った。

こうして、7年の受験生活は終わった。

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